歯の被せ物の種類と違いを徹底解説!保険と自費のメリット・デメリット」 PART2
- null asabasika
- 2024年9月29日
- 読了時間: 4分
更新日:5月26日
歯の詰め物は、虫歯治療や歯の欠けを修復するために欠かせないものです。
今回は比較的虫歯が小さいときに使用される詰め物についての記事を書かせて頂きました😌
歯科でよく使われる詰め物の種類について、その特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。
1. レジン(コンポジットレジン)🦷
概要: レジンはプラスチックをベースにした詰め物で、虫歯治療などの小さな欠損部分を埋める際に使用されます。
特徴:
自然な歯の色に近く、審美性が高い
比較的安価で、保険適用が可能
直接口の中で硬化させるため、即日で治療が完了する
経年による変色や摩耗があるため、長期的に見ると噛み合わせの変化が生じやすい。また、長期的な耐久性はやや低い。
費用: 保険適用で約1,000〜3,000円程度
2. 銀合金インレー🦷
概要:銀合金インレーは、銀を主成分とした金属の詰め物です。

特徴:
保険適用で比較的安価に治療ができ、耐久性に優れているため、奥歯など強い力がかかる部位に適しています。ただし、金属色が目立ちやすく、見た目を気にされる方には不向きな場合があり、また、金属アレルギーの心配がある場合は注意が必要です。時間が経つと金属が酸化して黒ずんだり、変色したりすることがあります。
費用: 保険適用で4000〜5000円程度
3. ゴールドインレー🦷
概要: ゴールドインレーは、金合金を使用した詰め物で、主に大きな虫歯や奥歯の修復に適しています。

特徴:
金属の中でも非常に耐久性が高く、歯と調和するため摩耗しにくい
歯との適合性が非常に良く、歯に優しい素材
見た目が金色で目立つため、審美性には欠ける
費用が高い
費用: 自費診療で50,000〜100,000円程度
4. セラミックインレー🦷
概要: セラミックインレーは、陶器で作られた詰め物で、自然な歯の色を再現できるため、審美的な要求が高い患者に人気があります。

特徴:
天然の歯に非常に近い見た目で、審美性が非常に高い
長期間使用しても変色や摩耗が少ない
割れることがあるため、非常に強い力が加わる部分には脆い。歯ぎしりや食いしばり、ブラキシズムの習慣がある方には不向き。
比較的高価
費用: 自費診療で50,000〜120,000円程度
5. ジルコニアインレー🦷
概要: ジルコニアは、非常に硬く、耐久性のあるセラミック材料で、強度と美しさを兼ね備えた詰め物として使われます。

特徴:
非常に硬く、噛む力が強い奥歯にも適している
天然の歯に近い見た目で、審美性が高い
金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない
高価
費用: 自費診療で60,000〜150,000円程度
6. ハイブリッドセラミックインレー🦷
概要: ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジンの混合素材で、審美性と柔軟性を兼ね備えた詰め物です。
特徴:
天然の歯に近い見た目で、審美性が高い
純粋なセラミックよりも割れにくいが、耐久性はやや劣る
長期間使用すると摩耗や変色が生じる可能性がある
費用: 自費診療で40,000〜80,000円程度
7. CADインレー🦷
概要:保険適用のインレーの中で唯一の白い詰め物のです。
特徴:
素材はプラスチックが中心で強度的に劣るが、とりあえず白くしたい方にはおすすめ
プラスチックが含まれているので長期間使用すると摩耗や変色が生じる
金属インレーよりも虫歯になりやすい
ハイブリッドセラミックインレーよりも耐久性に劣る
費用:保険適用で4000〜8000円程度
まとめ
歯の詰め物には、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。審美性を重視するか、耐久性を重視するか、あるいは費用面での考慮が必要かによって、適した素材が異なります。また、保険適用の有無や歯科医院による価格の違いもありますので、治療を受ける前に歯科医師とよく相談し、自分に最適な選択をすることが大切です。
詰め物の種類とその選択肢を理解して、より健康で美しい歯を保ちましょう!
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