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根管治療とは?Part3

  • 執筆者の写真: null asabasika
    null asabasika
  • 5月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:6 日前

Part3:根管治療の流れ、回数

今回はPart3になります。

根管治療の治療期間は、症状の重さや歯の状態によって異なりますが、1回の治療時間は30分程度です。複雑なケースでは治療回数が増えることもありますが、毎日通院できる場合、約1週間で治療が完了することもあります。症状や進行状況に応じて、柔軟なスケジュールを組むことが可能です。



1️⃣虫歯部分と神経の除去

虫歯部分をすべて取り除き、菌に感染した神経を取ります。被せ物の中が虫歯になっている場合は、被せ物を外す必要があります。※基本的には麻酔をしておこないます。

2️⃣根管の清掃・消毒

根管の内部も菌で侵されているため、細い針金のような専用の器具で削り取ります。削るだけでは除去しきれない部分は薬剤を使って溶かし、洗浄・消毒します。

3️⃣根管充填

痛みや腫れなどの症状がなくなり、根管内が無菌的な状態となったら、細菌などに再び感染しないよう、根管を隙間なく封鎖します。

4️⃣歯の土台を立て、被せ物を作る

歯の欠けた部分に土台を立てて補強し、土台に合わせて被せ物を作ります。歯の形を元のように修復し、食べ物が噛める状態まで回復します。

5️⃣治療後のメンテナンス

治療が終了しても、歯の状態を定期的にチェックし、再発リスクを最小限に抑えるためのメンテナンスが必要です。定期的にレントゲン撮影を行い、歯の内部や周囲の骨の健康状態を確認します。必要に応じてクリーニングや追加治療を行い、歯を長く健康に保つサポートを行います。


根管治療に必要な治療回数は、一般的には2~5回とされていますが、歯の部位や虫歯の感染範囲、また、初めて治療する歯なのか、再度治療する歯なのかなど、さまざまな条件で変わってきます。たとえば前歯の根管数(根っこの数)は1本ですが、奥歯には2~4本あり、根管が多い方が時間がかかります。また、根管の形は人により様々で、途中で枝分かれしているなどの複雑な場合も時間を要するため、治療回数には個人差があります。


逗子市歯医者 神武寺駅前予防歯科 浅羽歯科医院

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